「ゆめぴりかの産地 」確立を目指す

JA新すながわ ゆめぴりか生産協議会会長 大関 光敏 さん

 平成20年に登場した道産米のエース、ゆめぴりか。コシヒカリにも負けないブランド米として全道で生産が進められる中、JA新砂川は、道外の米専門店において「特に評価の高い地域」とうたわれるほどです。
評価の背景にあるのは、生産者の努力と技術。それを支えるのは、JA新砂川のゆめぴりか生産者が参加する生産協議会です。平成25年3月に2代目会長に就任した大関光敏さんに、ブランド米生産にかける思いを聞きました。

――2代目会長に就任した、率直な感想は。
「荷が重い、です(笑)。初代会長の山口光一さんは、知識も、実践もすばらしい方でした」

――ですが、生産者の皆さんは、出荷当初から全道トップの成績を出し続けています。
「奈井江の農家は皆、真面目なんだと思います。美味しくない米をたくさん作って楽をするのではなくて、少しでも消費者が喜んでくれる米を作ろうとしています。低農薬米といった付加価値や味が良い低タンパク米に取り組んでも、苦労が価格に反映せず、報われない時代が続きました。それでも生産者の皆さんが努力を続けてきたから、これだけの成績を出せると思うんです」

――ホクレンや道庁など、オール北海道でゆめぴりかのブランド確立を進めていますね。
「ホクレンの売り方も変わりました。以前では考えられなかった米専門店や高級料理店といった小ロットでも卸すようになりました。これが、ゆめぴりかの評判にも繋がっています。JA新砂川のように大きくはない産地でも、小ロットの米専門店だったら府県産米と対等に競えます」

――今後、どのような産地を目指しますか。
「ゆめぴりかの登場によって、米づくりの環境は大きく変わりつつあります。食味や低農薬の追求といった努力が、消費者の『美味しい』という評価や高い販売価格として生産者に還ってくるようになりました。これからも、味や付加価値を求める努力を続けていきます。今後も、ブランド米産地としての価値をより高めていきたいですね。新潟の魚沼コシヒカリといえば最高級品ですが、あそこも大規模な産地ではありません。北海道の魚沼といいますか、『ゆめぴりかといえば、JA新砂川』といわれるようにがんばっていきたいと思います」

(広報ないえ 平成25年3月号掲載)
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