令和4年度受付分

イタドリなどの雑草対策で河川・道路に除草剤を散布したらどうか。

 河川堤防に生えている芝草は、土でできている堤防の守りを強くする役割を持っており、除草剤を使用して草を根から枯らしてしまうと、地盤が弱くなり、大雨のときに堤防が崩れやすくなる恐れがあります。
 また、河川の水は上水道などの生活用水や、営農用の農業用水として利用されておりますので、除草剤により、利用者の安全を害する恐れがあります。
 河川堤防の弱体化や水質の悪化を防ぐため、除草剤の散布は控えるように国からも通知がされております。
 街路を含めた道路につきましても、道路に降った雨水は、下水道管(雨水管)を通って河川に排出されますので河川と同様に除草剤を散布することを控えております。
 除草剤散布は、効率的な除草方法のひとつであると考えられますが、農林水産省及び環境省により「適正に使用されない場合、人畜や周辺の生活環境に悪影響を及ぼす可能性がある」として、使用に留意するよう通知がされていますので、使用にあたっては、環境への配慮や生物多様性の観点から地域住民の皆様のご理解、ご協力が必要となります。
 いずれにいたしましても、町民の皆様にとって、安心・安全な道路交通と良好な景観が確保されるよう、除草剤散布などの管理方法を検討するとともに、引き続き、適切かつ効率的な維持管理に努めて参りたいと考えておりますので、ご理解願います。

町立病院の情報をホームページから調べようとし、ページ内の様々な方法からアクセスしたが、目的の情報になかなかたどり着かなかった。なぜ、「暮らしの情報」からアクセスできないのか、リンク設定など適宜検査されているのか。

 見やすいホームページづくりを心掛けなければならない町のウェブサイトにて、目的の情報の到達にお手間をかけてしまいましたことをお詫び申し上げます。
 今回ご指摘いただいた内容を確認させていただいたところ、職員間でホームページの作成を行う中で、目的情報のページにアクセスできない状態になっていることがわかりました。ご指摘していただいた内容を踏まえて、現在は、「健康・福祉・医療」のページから町立国民健康保険病院のページにアクセスできるよう修正を行っております。
 今後、このような事象が発生しないように今ケースを職員間で共有するとともに、各ページの導線を正しく確保されているか適宜確認を行い、見やすいウェブサイトとなるよう努力してまいりますので、ご理解いただきたく存じます。

公営住宅桜ヶ丘団地敷地内駐車場で、冬期間に一般来訪者が堆雪場となっている箇所に駐車しており、除雪する際に支障となることや車両から下した雪を片づけないなどマナーを順守させることについて大きい町の団地のように「どの家に来ているかなどの表示」などの対策を検討してほしい。

 桜ヶ丘団地の駐車スペースでは、来訪者が数日以内に限り駐車される場合には、未契約の区画を利用していただいておりますが、未契約の区画は、冬期間には、駐車場を除雪した雪の体積スペースとしても利用しております。
 そのため冬期間には、雪の堆積場所がいっぱいになったり、来訪者の駐車場所が少なくなることを把握しながら、適切に排雪作業を行い、また、長期未契約駐車車両の把握と移動を促進を行っております。
 しかし、このように管理していても、来訪者の駐車が要因であるご不便が生じているということでございますので、入居者ご自身から来訪者に、表示用の用紙を渡してもらう形で、ご提案いただいた、「来訪者による駐車内容の表示」を試行するべく、今後、入居者と協議してまいります。

町内の未就学児、小学生、中学生に対して、町の行事等で配られるお菓子を発がん性やアレルギーの恐れが報告されているため人工甘味料や香料、タール色素が含まれる物を除外してほしい。

 人工甘味料や香料等の食品添加物は、厚生労働省においてその安全性について食品安全委員会による評価を受け、健康を損なう恐れのない場合に限って、成分の規格や使用の基準を定めたうえで使用が認められております。
 また、使用を認められた食品添加物についても、国民一人当たりの摂取量調査するなど安全の確保を図るため、食品衛生法により厳しく管理されております。
 町が、行事等で配っている市販のお菓子には、ご指摘のあった香料等が含まれているものもありますが、一日の摂取許容量に対して実際に食べる量はとても少なく、安全性には問題ないと考えます。しかしながら、どんな食べ物でも過剰摂取は身体にとっても良くないため、食事でいろいろな食品をバランスよく食べることが大切であることや食品添加物の安全性について、広報紙などを通して情報提供をしていきます。

菜園を作っている方々に除草剤などに使われることの多いネオニコチノイド系の農薬は様々な健康被害が町民に及ぶため、使用を禁止して欲しい。

 町で申し込みを行っている「ナエっこふれあい農園」を含んだ菜園でのネオニコチノイド系農薬の使用に関する規制を町で行うことについて、現時点において農薬登録がされており、国で使用が認められている農薬に対して、規制を行うことは、難しいと考えられております。
 ただ、ご意見のとおり、ネオニコチノイド系農薬は多くの農薬に対し、使用されている一方で、生態系や人体への影響を懸念する声もあることから、国は平成30年に農薬取締法を改正し、農薬の安全性を一層向上させるため再評価制度の導入や農薬の安全性に関する審査の充実を図っております。
 今後、ネオニコチノイド系農薬の再評価が行われ、使用が規制された際には町としても、適切な指導を行う必要があると考えております。
このページの情報に関するお問い合わせ先
奈井江町TEL:0125-65-2111FAX:0125-65-2809