令和3年度受付分

図書館を新しくして欲しい。出来るなら役場の中に作って欲しい。近隣の図書館は綺麗で利用しやすく、奈井江に住んでいるが奈井江町図書館は利用していません。

 図書館をはじめとする町の公共施設については、多くの施設が耐震化や大規模改修の課題を抱えており、財政状況を踏まえながら、計画的に工事を進めていくことが必要となってます。
 このうち役場庁舎は、令和2年3月に策定した「役場庁舎整備基本計画」に基づき、防災拠点として、より安心して利用できる役場庁舎を目指し、現在、実施設計業務を進めています。
 庁舎の複合化については、基本計画の策定段階で検討を進めましたが、庁舎と図書館の複合施設にするためには、比較的広範囲な床面積を必要とすることや、役場とは異なる閉館時間による管理上の問題など解決すべき課題が多くあり、断念したところです。
 現在、「保健センター」と「子育て支援センター」との複合庁舎として、基本計画を示しながら、町民説明会やパブリックコメントなどで、広く町民の意見を伺い、まちづくり町民委員会や議会でも説明を行い了承され、事業を進めているところです。
 このような経過から、図書館を庁舎の中に作ることは考えておりませんが、今後も現在の図書館において、季節や読書週間などで幅広い年代に楽しんでいただける図書館事業を開催しながら、親しみやすい環境づくりに努めて参ります。
 現在、新型コロナウイルスの緊急事態宣言の発令時には、予約制による貸し出しを行い、町民の方からの図書購入のリクエストにも取り組んでおります。
 町外へのお出かけが難しい時期でもありますので、ぜひ町の図書館もご利用いただきたいと思います。

ないえ温泉の再開が無理であれば、松の湯にサウナをつけるなどの改修を町民のために考えて欲しい。また松の湯の経営者は高齢のため、役場、若しくは募集をかけてフロントに人を入れることを考えてはどうか。

 松の湯については、民営の公衆浴場であることから、町では地域住民の入浴を通じた保健衛生対策を進めるための側面的な支援を行って参りました。
 平成2年からは、水道料金や燃料費に対する助成を行うとともに、ご意見いただいたフロント対応の人員雇用についても、平成29年から、経営者の高齢化に対応した人件費助成を追加するなど、長年にわたり、松の湯に対する経営支援を続けて参りました。
 しかしながら、内風呂の普及や人口減少などにより、今後も利用者の減少が予想される中で、松の湯の施設改修等を行っても、その効果が得られるかどうかは、非常に不透明なことから、町としては、現在の助成措置の継続を基本にしながら、一日でも長く経営を続けていただけるよう、支援して参りたいと考えております。
 また、ないえ温泉につきましては、令和元年9月の休止以降、「あり方」の検討を進めており、令和2年度は、町がまとめた調査分析報告書を基に「まちづくり町民委員会」や「まちづくり懇談会」、老人クラブ連合会の会合などにおいて意見交換を行って参りました。
 現在は、道内の温泉事業者へアンケート調査を行っており、それらを踏まえて、あらためて何らかの形で町民の皆様や町議会のご意見をいただき、秋頃には一定の方向性を出していきたいと考えております。
 

奈井江川河川緑地の河道にイタドリが繁茂しています。蚊やダニの住処ともなり、近くに公園もあるため子どもたちが伸び伸び遊べるよう草刈りをお願いします。

 奈井江川は、北海道が管理する河川ですが、奈井江川河川緑地の親水護岸の区間(西1線から国道12号線)については、河川改修完成後から奈井江建設協会のご協力により、当初の親水環境の維持保全を目的として、平成6年からは「石狩川クリーンアップ作戦」としての取り組みに加えて、毎年8月上旬に草刈りを行っていただいております。
 今年も例年と同様の時期に草刈りを予定しておりましたが、今年は、例年より草の成長が早く、ご指摘のとおり親水護岸がイタドリや草で覆われた状態となっておりましたので、できるだけ早く草刈りを実施していただけるよう、奈井江建設協会と調整して参りたいと考えておりますので、ご理解願います。
※調整の結果、7月上旬に実施済み。

近所に住む方が様々な事情により家を離れていききれいに手入れされていた庭が荒れてきてます。持ち主に働きかけ、ボランティアなどを活用して町の景観づくりを行ってはどうか。

 きれいに手入れされた庭が荒れてしまうことは、私も非常に残念に思います。ご意見いただいたように、地域住民が協力し、景観づくりに向けて取り組むことは大切だと思います。
 しかしながら、町内のボランティア団体も、高齢化による会員減少などにより、活動を休止する団体が徐々に増えております。このような中で、空き家所有者の意向に応えることができるかという課題もありますが、貴重なご意見としてお受けいたします。

役場に電話した時に、初めに要件を伝えて、別の方に電話がまわった際、次の方には要件が伝わってなく再度説明が必要となる。時間も説明の手間もかかり非効率で不経済だと思う。担当にまわす際に、引継ぎを行い「〇〇の要件ですね」と答えるようにしてほしい。応接の研修はされてないのでしょうか。

 電話対応の際に伝えられた内容が次の職員に引継がれず、再度同じ説明等が必要となりお手を煩わせてしまい大変申し訳ございませんでした。
 ご指摘のとおり、一度行った説明を再度行わなければならないことは、お客様におかけする負担や対応に要する時間など全てにおいて非効率かと思いますので、今後お客様から電話にて要件を伝えられ、担当者につなぐ際や課内で対応者が交代して対応する場合には、伝えられた要件を可能な限り引継ぎを行い、スムーズで効率的な対応となる様に職員に周知してまいります。
 職員に住民対応については、日頃より、親切、丁寧な接遇に心がけるよう指導を行っているところであり、接遇に関する研修についても職員研修計画に基づき、採用時の基礎研修や採用2年目の初級研修のほか、毎年でありませんが、全職員を対象とした研修も実施しております。
 今後とも研修等を通じて職務の質を向上しながら、町民の目線に立った電話、接客対応に努めてまいりますのでご理解をお願いします。                          

にわ山森林公園の露頭は、雑草などでせっかくの露頭が見えません。また、解説看板もひどい状況で全く読めません。
また、デイキャンプやキャンプを行いたいのですが、公園には、トイレや水道はないのでしょうか?

 このたびは、にわ山森林自然公園にお越しいただいたにもかかわらず施設の管理に行き届かない面がありましたことに対し、お詫び申し上げます。
 公園内の石炭広場にある露頭炭については、状態が確認できるよう、立木等の伐採を行ってまいります。
 また、解説看板については、開園以降、更新を行っておらず損傷が著しい状況にあることから解説内容が確認できるよう対応してまいります。
 最後に、公園内のセンターハウスには、水道とトイレを設置しており午前8時30分から日没まで使用可能となっています。デイキャンプは可能ですが宿泊を伴う利用はできない施設となっておりますのでご理解のほどお願い申し上げます。

3歳児健診に、目の検診を行うスポットビジョンスクリーナーを早期導入してほしい。

 3歳児健診における視覚検査は、屈折異常や斜視の早期発見のために非常に大切な機会であると認識しております。現在、一次検査として家庭でランドルト環での検査を実施し、日常の見え方や気になることを聞き取り、視力や屈折異常等の早期発見に努めているところです。
 スポットビジョンスクリーナーについては、「厚生労働省の母子保健対策強化事業として、屈折検査機器等の整備に盛り込れていること」、「日本眼科医会の要望書等から子どもの眼の異常を早期発見し、視力の健全な発育をはかるために大切であること」等から必要性を理解し、当町の保健師を機器の説明会に参加させて、有用であることについて報告も受けております。
 今後も、保護者への啓発、一次検査の精度向上・問診を強化し、視覚異常の早期発見に努めつつ、スポットビジョンスクリーナーの早期導入について検討を重ねてまいります。

 ※スポットビジョンスクリーナーについては、令和4年度に導入が決まりました。
 

町内の介護事業者は、重度呼吸器疾患患者に対して適切に対応(医行為等を含む)できるようになっていない。
以前は、介護保険サービスが適切に使えないことを踏まえ、代わりに医療保険サービスを使っていたが、現在は使用できなくなっている。

 介護事業所における医行為等については、事業所の特性、人員配置等により、利用者の安全を保たれないと考える場合はお断りすることがあることをご理解ください。
 しかし、重度の呼吸器疾患であっても、入浴支援などの身体介護は、医師の指示を仰ぎながら在宅で支援することは可能です。利用可能な在宅介護サービスをぜひ活用してください。
 また、ご指摘の「医療保険を使っての介護」についてですが、重度呼吸器疾患の方であっても在宅療養が可能な病状であれば、「訪問介護」等の介護サービスによる支援が可能です。限りある町の医療資源を町民の皆様にご利用いただくために、医療サービスと介護サービスの適切な利用についてご協力をお願いいたします。
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