エキノコックス症について

エキノコックスとは寄生虫の一種で、幼虫は野ネズミに成虫はキツネや犬に寄生します。
成虫は卵をつくり、その卵がヒトの口に入ると腸でふ化して幼虫になりますが、この幼虫が主に「肝臓」で発育して病巣をつくります。これが「エキノコックス症」と呼ばれる病気です。
ヒトへの感染経路
エキノコックスが寄生したキツネやそのフンに直接さわったり、フンに汚染された山菜や沢水を口にする等で感染します。
ヒトからヒトや、ブタや野ネズミからヒトに直接感染することはありません。
また、犬もキツネと同様にエキノコックスの幼虫が寄生した野ネズミを食べると感染しますので、飼い犬の飼い方にも注意してください。
感染の予防方法
エキノコックスが体内に入った直後は検査をしても感染がわからないので、まずは卵が口に入らないようにすることが第一です。次のことに注意しましょう。
 1.外から帰ったら、必ず手を洗うこと。
 2.キツネに餌付けをしたり、触ったりしないこと。
 3.キツネが近寄らないよう、生ゴミ等は適正に処理すること。
 4.飼い犬が野ネズミを食べないよう、放し飼いにしたり野原や公園で放さないようにすること。
    また、散歩中に拾い食いをさせないこと。
 5.山菜や野の果実等は、十分に加熱もしくはよく水洗いしてから食べること。
 6.沢水等のなま水は飲まないこと。飲む場合は煮沸すること。
感染後の症状
エキノコックスに感染しても、すぐには自覚症状は現れません。
数年から10数年くらい、無症状の時期が続き肝機能も正常域です。
その後、進行するにつれて肝機能障害に伴う疲れやすさ、上腹部の膨満・不快感、黄疸などの症状が現れ、放っておくとだんだん悪化して命にかかわることもあります。
治療の方法
エキノコックス症の治療方法としては薬による治療もありますが、現在のところ根治するためには、手術で病巣を切除するしかありません。
その場合も早い時期ほど手術が容易で、完全に治すことができます。
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