帯状疱疹予防接種

任意接種

 ご本人の希望により接種する予防接種です。ワクチンの効果、副反応などを参考にご自身で接種やワクチンの種類をご判断ください。奈井江町では接種費用の一部を助成しています。

帯状疱疹とは?

 帯状疱疹は水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに、帯状に出る皮膚の病気です。2~3日前から痛みや痒みを感じるようになり、発疹や発熱、頭痛などの症状が3~4週間ほど続きます。
 子どもの頃にかかった水痘(みずぼうそう)が体の中で長期間潜伏し、加齢やストレスによって免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。
 日本では80歳までに約3人に1人が発症すると言われており、70歳でピークを迎えます。50歳以上の罹患者のうち、約2割の方に長い間痛みが残る、帯状疱疹後神経痛(PHN)に移行する可能性があり、高齢になるほどPHNの合併率は高くなります。

帯状疱疹を予防するワクチンについて

 帯状疱疹を予防するワクチンは2種類あります。効果や接種方法に違いがありますので、必ず医師にご相談ください。どちらか一方のみを選択して、既定の回数の接種を完了していただく必要があります。
 水痘ワクチン帯状疱疹ワクチン
ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種方法皮下注射筋肉内注射
接種回数1回2回(2か月後に2回目、遅くとも6か月以内に接種を終える)
予防効果70%90%以上
主な副反応接種直後に、注射部位(赤み、かゆみ、熱感)、発疹、倦怠感などがみられることがあります。また、接種後1~3週間頃に、発熱、発疹、水疱性発疹が発現することがありますが、一般的に軽く、通常、数日中に消失するとされています。接種後に、注射部位の症状(痛み、赤み、腫れ)、筋肉痛、疲労、頭痛、悪寒などの症状がみられることがありますが、持続日数は3日程度と言われています。

費用助成の対象について

接種当日に50歳以上で奈井江町に住所がある方

費用助成の開始日

令和6年4月1日から
※これ以前に接種された方は全額自己負担となります。

実施医療機関

医療法人社団慈佑会 方波見医院
電話番号:0125-65-2016

岸本内科消化器科クリニック
電話番号:0125-66-2001

奈井江町立国民健康保険病院
電話番号:0125-65-2221

助成金額

◎どちらか一方を選択してください。
◎接種費用は医療機関にて助成金額を差し引いた分を医療機関の窓口でお支払いください。
◎費用助成は生涯に1度きりです。
◎町外の医療機関で接種する場合は全額自己負担となります。
◎生活保護世帯の方は無料です。事前に免除申請書を提出していただきますので、「印鑑」を持参の上、
 保健センター(健康づくり係)までお越し下さい。
 水痘ワクチン 帯状疱疹ワクチン
接種回数1回 2回
助成金額 4,000円 20,000円
(10,000円/回)

申し込み方法

接種を希望される医療機関に、直接お申込みください。
このページの情報に関するお問い合わせ先
保健福祉課 健康づくり係TEL:0125-65-2131FAX:0125-65-2727