友好都市 高梁市(岡山県)

教育文化親善交流事業

 高梁市(旧成羽町)との教育文化親善交流は昭和58年の文化祭における作品交流から始まり、昭和60年に当町から初めて旧成羽町に小中学校の児童生徒を派遣し、平成20年まで183名(引率者含む)が高梁市に行っております。
 平成20年度の交流事業は、10月22日から25日までの3泊4日間の日程で、成羽小学校と吹屋小学校の児童と交流をいたしました。そのほか、高梁市内の歴史的な建造物の見学や平和の尊さを学ぶため広島市の平和記念公園などの見学も行っています。
交流会の風景
平和記念公園にて

備中神楽

 備中神楽は岡山県地方で古くから荒神の心をやわらげようとして行われてきた鎮塊行事で、秋祭りや正月に欠くことのできない郷土芸能として成長し、備中地方一面に広まっている神楽です。備中神楽は古事記や日本書紀の日本誕生にまつわる神話の中から「岩戸開き」「国譲り」「大蛇退治」の三編を選び劇化し、バラエティーに富んだ芸能性の高い民族芸能に仕上げたもので、昭和54年には国の重要無形文化財に指定されている神楽です。平成13年には発祥200年という大きな節目を迎え、現在も伝承・保存に寄与され、さらなる発展に向け活躍中であります。
 奈井江町には昭和57年の岡山県高梁市(旧成羽町)との友好都市提携を機会に、文化交流の一環として昭和61年備中神楽伝承振興基金条例を制定、昭和62年に備中神楽伝承会として会員6名で活動を開始。「猿田彦の舞」を伝承し、平成2年に産業祭で初披露。平成5年には「素戔鳴の尊の大蛇退治」も伝承し、現在会員13名で文化祭や施設の慰問等、様々なイベントに出演しています。
猿田彦の舞
素戔鳴の尊の大蛇退治

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