ライスターミナル(米穀乾燥調製貯蔵施設)

ライスターミナル
 寒冷地である北海道の特色を生かした超低温貯蔵システムを採用しており、冬期間の冷気を使いマイナス5度の超低温で籾のまま貯蔵するため、新米の品質を保つことができます。
事業主体奈井江町
管理運営主体 新砂川農業協同組合
総事業費18億8,199万9千円
処理面積850ヘクタール(奈井江町・砂川市)
処理量5,760トン
荷受け日数30日間
荷受量192トン/日

受入から出荷まで

受入

生産者が17%に乾燥したもみを搬入
荷受仕分システム
  • コンピューターテクノロジーで高品質米を生産
下見検査システムで荷受段階の成分判定を行い、貯留ビンにより成分ごとに仕分けします。
  • すべてオンラインにより自動化を実現
荷受ホッパーから貯留ビン、乾燥機、貯蔵サイロへの工程を自動化することにより、負担を軽減。

乾燥

15%に仕上げ乾燥
ニューディクセル乾燥機
  • 乾燥条件をコントロールして高品質米をつくる自然乾燥
張り込み量に応じてコンピューターが風量、バーナー温度、循環量を最適な状況にコントロール。
  • 乾燥機は自動運転
乾燥機の運転はワンタッチ、後は自動的に仕上げ水分まで運転し、完了すればクーリングで自動停止。乾燥速度は荷受状況や品種の特性により、3つのモードを選択。

貯蔵

貯蔵サイロ(筒状の部分)
出荷までの間、サイロに貯蔵
超低温貯蔵システム
  • 高品質米の最適貯蔵
米の貯蔵中の温度は、低温ほど新米の味を保つことができます。この施設では、北海道の自然を利用。冬期間の冷気を使い、サイロの中に-5℃の外気を送り、サイロ内の温度を氷点下まで下げます。低コスト、省エネルギーで高品質米を最適に貯蔵できます。

出荷

出荷時にもみ摺りを行い、色彩選別機による異物等の除去
色彩選別機
  • 出荷時の選別により今まで以上の高品質米を出荷
低温で貯蔵されていた米は、出荷時にもみ摺りを行い、その後、2台の色彩選別機で異物や品質の悪い米を除去します。平成26年度、最新式の機械へと更新しました。処理精度と処理能力の向上が図られ、高品質な米をより安定して出荷できるようになりました。
このページの情報に関するお問い合わせ先
産業観光課 農政係TEL:0125-65-2118FAX:0125-65-2809